まずは試しに自宅のある兵庫県から、直接「岡山国際サーキット」を目的地にして検索すると、当然のように中国自動車道を通るルートを引いた。これは友人のトヨタ純正ナビ(要は富士通テンのイクリプス)でも、タント号のナビ(同じくちょっと古いイクリプス:4404D)でも同じルートを勧める。
因みに岡山国際サーキットは中国自動車道の美作ICと山陽自動車道の備前ICまたは和気ICのちょうど真ん中あたりという極めて中途半端な場所にあるので、ちょっとだけ料金の割安な山陽自動車道を通るべく経由地を備前ICにとってみると、これは普通に神戸JCTから山陽自動車道へ分岐するルートを引いた。これもまずまず常識的なルートですな。
さて今回は事情で一人旅となったので更に経費を節約したいことと、途中姫路で買い出しがあったため、阪神高速3号神戸線→第二神明道路→加古川バイパス→姫路バイパス という行程にした。料金的には半額以下になるが、果たしてどのくらい時間がかかるのかは判らん(結果的に思いの外スムースだったが)。とりあえずサイクルワールド姫路店を目的地に、強制的に第二神明を通るよう経由地を設定して、タント号イクリプスと迷wanの平行ナビの旅の始まり。
ステーはFIAT号に付けたので、今回はこんな状態。でもちゃんと衛星は捕捉する。
するとスタートでいきなり双方違うルートを指す。阪神高速尼崎西ICは我が家から見て南西方向にあるので、イクリプスは普通に家をでて幹線道路を南下せよと言う。ところが迷wanは北上しろとのご指示。先を見てみると国道171号線まで出て西宮方面に向かわせるようだ。時間がなかったので、その先をきちんと確認していないが、西宮ICから乗ると高速料金が150円割安になるので、迷wanは節約ルートを指示したんだと思っておこう…絶対違うと思うけど…。にしても突飛なルートなのでさらっと無視して南へ。すると数秒でリルート。信号待ちで見てみると、標準的な道を引いている、気持ちの切り替えは早いようでこの辺は及第点。
高速に乗ってしまえば一本道なので特に両者に差はない。分岐前の指示もほぼ同じタイミング。距離も問題なし。迷wanには自律ユニットはないが、トンネルでも案外道が逸れないところを見るとかなりマップマッチングがよく効いている印象である。
第二神明道路を明石西ICで降り、ここからは道なりに加古川バイパスとなるが、ここでまた両者の指示に違いが。迷wanはなぜか加古川バイパスを嫌い、一般道へおろそうとする。止まる場所がないので、これまたその先どういう道を引いているのか確認できなかったが、平行する一般の国道2号線を西進させようということかも知れない。ここでもイクリプスを信じ(というか普通そうなんで)、加古川バイパスを進行。迷wanはランプごとにしばらく加古川バイパスから降りる指示を出し続けたが、いつの間にかあきらめた。ここらはちょっとおバカである。しかし姫路バイパスに入ってからは一直線ゆえ流石におバカぶりは形を潜め、目的地サイクルワールド姫路店には両者スムースに案内終了。
買い物を終え、ここから岡山国際サーキットまでは一般道。どのようなルーティングをするか期待しつつ後半戦スタート。
バイパスを抜け国道2号線から373号線に千種川に沿って北上する。すると不意に迷wanが左折を指示。どうやら目前の橋を西側に渡れと言うことらしい。一方イクリプスはまだ直進。ここでは車を寄せる場所があったので、双方の言い分を聞いてみることにした。最終的にJR上郡駅のそばを通って山伏峠に抜けたいのだが、イクリプスは1キロほど先の橋を目指していてこれが随分と遠回り。とよくよく地図を見るとこの場所に橋がない。
帰ってから調べると、この橋は2005年に開通したということで、2003年製のイクリプスには当然載ってない。「無い道」は案内できないんで微妙な勝利ではあるが、ここで初めて迷wanに軍配。
マ○オンさんの地図を拝借。怒られたら消します…
これ以降も基本的に峠の一本道で双方とも右左折予告のタイミング、正確さなどでは甲乙付けがたい好勝負。ただ面白かったのは「ゴール地点」で、イクリプスはサーキットのゲートの手前で「目的地周辺です」と案内を終えるのに対し、迷wanはコースのメインスタンド近くにある駐車場まで案内をやめなかった。ちょっと興味深いルーティングの違いである。
とまあこんな具合。一人だったので、折々で写真を撮ったり、ルートの検証をしたりができない中途半端さではありますが、一応レポートでした。
購入を考えている人にアドバイスができるとしたら、@とりあえず目的地にはちゃんと着くが、自分で考えることも必要。A道から外れるようなことは基本的にない。B結構無茶なところにおいても衛星は捕捉してくれる。C細街路や市街地の形状がよくわからないのでそこまで期待しちゃだめ。…てなところでしょうか。世の中、完璧なものなど無いので、この値段でこれだけの能力を発揮したら個人的には充分なものだと思っておりますが。また折に触れレポートして参ります。

