2009年09月08日

三代目襲名までの軌跡 その3

走るシケイン状態から何とか復帰させねばならぬ。
 とはいえセッティングするにもパーツの予備がないので困っていたところへ、ヤフオクで同じようなスワップ車両を発見。作業が終わったら処分する前提で部品取り用に落札した。予備のパーツも色々ついた結構お買い得品だった。

 ドナーが手に入ったところで基本に立ち返り、排気量をノーマルの90cc(実はアクシス90って実際の排気量は82ccなんだそうだ。なんだか騙されたような気がしないではない…)に戻そうと決意。無駄に燃費も悪いしね…。そうと決めれば早速ドナーアプリオからシリンダ、ヘッド、ピストンを抜き出して移植。因みにこのために前から買おうか迷っていたトルクレンチを購入(と言っても本当に大丈夫か?と思わせる破格の3000円だが)。
SANY0157.JPG

 孤独な作業ゆえエンジンを立てることもできず、仕方なしにキックしては締めを繰り返してセンター出し(つもり)。最終的に規定トルクできちんと締め込み。意を決してキックするとあっけなく始動した。

 早速ガレージの前を行ったり来たり試走してみるが、発進はできるものの、ガボガボ言うばかりで全然加速しない。よく考えたら103ccに合わせて恐らくメインジェットも交換してあるはず。ならば82ccに戻したんだからガスを吸いすぎで当然である。ということで再びドナーアプリオをばらしてキャブからMJを抜き取ってみた。何番が最適かは解らんがとりあえずノーマルの排気量になったんだからノーマルの番手でいってみて合わなかったらそのときにセットを買おう、貧乏だから。

 ここで気づいたのがドナーのキャブは3WF用のノーマルキャブである一方、レシピエントのアプリオ号には4LVの、つまりアプリオタイプ2用のキャブがついている。…これってどうなのよ、と調べてみると両方とも口径は16ミリで同サイズ。もちろん7割近く排気量が違うので何かは違うだろうが、まあジェットで合わせれば問題なかろうという、これまた勝手な判断でこのまま使用することにした。

 さてレシピエント側もMJを抜くと刻印は110とある。ドナー側のノーマルが75(76?)だから、これはでかい。燃調が濃いのも燃料バカ食いなのも当然である。
SANY01552.jpg
ニードルのクリップも真ん中に戻しましたです。

 組み付けを行って再び始動。数回のキックの後エンジンはかかったが、キャブからガソリンがだーだー漏れている。浸みて来るというレベルではなくオーバーフローパイプから噴水の如く吹き出すありさま。お前は紅音ほたるか!

 …とか言ってる場合ではない。慌ててエンジンを止めキャブの下の受け皿を見ると、小さな鉛筆のような物体が…組むときにフロートバルブを脱落させていたようだ。そりゃオーバーフローするわな…。キャブは落ち着いて組みましょう。

 気を取り直して、しっかり確認しながら組み付け。改めて再始動すると今度は快調にアイドリングしている。ならばとドライバー片手に早速試運転。ボアが小さくなった分、回転の上がり方が早くなったようだが、安定する場所を探してエアを調整していると完全に締め込んだ状態になってしまった。エアフィルタも加工品なのでこれに合わせると濃くせざるを得ないのか…?

 しばらく走ってみるがこの状態だと50q/hあたりまでは元気よく加速するものの、回転が先行する感じでトルク感がなく、しかもそこからの車速の伸びが悪い。やわq/hあたりまでは試したがどうもしっくり来ない。プーリに引いたサインペンのラインもあと3oくらいと言うところか。しかも燃料ゲージの減りも相変わらず早い。総合的に考えて、燃料の供給はMJも含め特に問題はないがウェイトローラーが軽いと判断。手持ちの予備は何れも6グラム前後のものばかりなので、今日のところはここで中断となった。ようやく光が見えてきた…かな。

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posted by しの at 19:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | モト - バイク
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